定年後のライフスタイル


by dbeiko
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じいじとばあばのチェンマイ暮らし・・・・・6月24日(水)

◎この頃の天気と出来事と・・・・・・

24日(水)、此処2ー3ヶ日、午前中は雲が厚めで曇りそれでも雨は降らず、
午後からは雲間から強い日差しが時々差す日が続いていた。
ところが昨日の夕方、わか雨かと思う程のパラパラ雨が降り出し直ぐに止むかと
思っていたら、朝方まで降り続いた様で道路のあちら此方に深めの水溜まりが
多く出来ている。
朝方まで、厚めの雲が残りドイの山も雲に覆われて、又、一雨来そうな雲行きだ。
その雲も時間と共に薄くなり、曇ってはいるが午前中は何とか雨も降らずに持った。
午後は、この頃の天気で大きな雲間も出始め肌を差す程に日差しが強い。
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(20日(土) 夕方7時 ドイの山の夕焼け。)

◎タイ邸に夫婦で1泊 難しいね日本語の通訳は(チェンマイ豪邸で・・)・・・

もう、GUさん(タイ人の高貴な婦人。)宅へ一泊泊まりの招待の声を掛けられてから
半年は経つが、ナカナカ此方の重い腰が起きず延び延びになっていた。
最近になりプーさんのところへ度々TEIが入りプーさん(タイ人女性通訳で友人。)も、
通訳としては責任の限界(断れない。)に来てしまった。 此方も断りの限界に来た事を
重く感じている。 
余りにも生活環境の違いを感ずるので、簡単には此方も一泊泊まりの行動も取れず
本当に困ってしまった。
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(玄関とフロァー。)

GUさんはタイの財閥(旦那。)、バンコクに近い県に基幹企業の砂糖から木材等を
5企業以上を持ち代々を受け継ぎ自分は何の努力もないとオーナー(旦那。)は、
私等にも謙虚な話方をされ、何と平凡な話し方に・・・・傲る(おごる)姿勢などは、
何処にもなくもの静かだ・・・代々には、こんな風雅な違いが!!・・・
オーナーはコンチン系タイ人で、日頃はバンコク住まいで年に数度チェンマイに
来られるのか、ご婦人は気候の良いチェンマイ暮らしで友人には王室系、チェンマイ
のトップ経済界のご婦人連が数多くおられてその方々にも紹介された。

栄子が作るパッチワーク、ビーズの手作り品に最近のコラム書きと、以前のラジオ
(夫婦でDJ。)していた頃からの知り合いで、GUさんにどうしてか興味を持たれた。
タイ人のご婦人方には、普段の趣味で自分の物等を手作りする事はなく、タイの
ご婦人方に作り方を教えて欲しいと云う事で、それが機会で皆様方との交流が出来、
次はガールスカウトの子供達にと、それが基で親交が深まりこの事態に至った。
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(池の庭。)

プーさんが、栄子に電話を掛けてきてGU婦人が『私達に泊まりに来てと、催促の電話が
有りGU婦人が楽しみに待っている・・・今回は、どうしても泊まりに行って上げて、本当に
楽しみに待っているよ・・・・今回は、もう断れないからね。』と、言い電話が切れた。

プーさんが言うには、タイでは身分の高い方(目上の方。)から泊まりの誘いを受けて、
それを断る事は大変失礼な事にりGU婦人に通訳する良い言葉が見付からないと言う。
プーさんのタイ語は非常に綺麗で、目下が目上に話す言葉使いがとても丁寧で目上の人
からの評判が良い。 これも小さな時からの親(裕福。)の躾から来ているものだろう。
マイペンライと云う言葉が代表する様に、抽象言葉(日本人が解釈すると、そんな風に思
える。)をタイ人は好み語尾に結論がはっきりと出る様な強い言葉を嫌う様だ。
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(寝室から見る庭。)

プーさんの日頃の言葉使いで、タイ人同士の日頃の会話で通訳してもらうと日本人同士が
普段の会話の話し方とは言い回しが違うので相手のタイ人に、ここが言いと思う真意が中々
伝わらない。
タイ人との交渉事の時に、タイ人の通訳を使い交渉相手のタイ人にこの事が言いたいと
思う事が、相手に良く伝わらない経験を多々お持ちの方も多いと思うが・・・・ 
皆、此方の言い分をタイ人にストレートに訳してもらいたいものが、それをタイ人通訳が
通訳出ない事から、それが起きている。  通訳を選ぶ難しさが此処に出る・・・

日本人の言い方をストレートに通訳すると、交渉相手のタイ人の人格にキズを付けたり
怒らせてしまうので話し合いがその場で終わり、それが為にタイ人通訳は日本人の言う事
を素直には訳せない。 それが、お国柄(国民性。)の違いの様だ・・
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(木彫りの枠の飾り鏡。)

タイ人は相手が使うタイ語の喋り方で、この人はタイ人、山岳民族、ミヤンマー人等と
判る。 日本と同じて゛方言から相手の出身等見る事は同じで、タイ語の話し方、使い方、
喋り方で相手の人格や教養、学歴までも観察してその人を判断する様だ。
それだからこそ、タイ人は相手に話す話し方に気を使う程に気を使う。
プーさんも相手と話したあとで、タイ語の使い方であの人はこんな人だと聞かせてくれる。
日本人には、判らない事が此処にも有るようだ。

プーさんは、此方が泊まりの返事をしないので、又、しびれを切らしプーさんから電話が
入り『お母さん(栄子の事。)返事が来ないけど、どうしたの・・お母さん、此処はタイ
だからタイスタイルにして欲しい(少し怒り口調で言う。)・・・・』と、プーさんと付き
合う様になって始めてプーさんのこの強い口調に、反対に栄子が尻込みさえ覚えた。
プーさんが言うには、GU婦人が『此方が、招待したい内容を本当に伝えてくれている
のか・・・』と・・自分が今は、GU婦人に大変失礼な立場であると言う。
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(昔の王の銅像と栄子の日本人形の手みやげ。 ※下の少し見える赤い人形。)

プーさんが言うには、タイでは自分の家に人を泊めるのは身内、それと余程の人以外は
誰も泊めないと言う。 (プー曰く、お国柄でタイ人同士でも、中々相手を信用できず・・・・)
ましてや身分の高い人が自分の家に他人を泊める事等タイ人には考えられない事で絶対に
その人に深い信用が有り、これは凄い事だと口を尖らせる程にして力を入れての説明だ。
此方が今度は、プーさんに一緒に泊まりに行こうと言うとプーさんは私は呼ばれていない
ので絶対に行けないと云う。 これは相手(身分の高い人。)に失礼だと言う。

身分の高い人が、家に泊まれと云う事は大変名誉な事でタイ人は大変喜ぶが、それを断る
お母さん達が可笑しいし失礼だと言い、今回は絶対に行って欲しいと言う。
プーさんも本当に困ってしまいGU婦人の前に、もう絶対に行けなくなるとも言う。
此処でも、タイと日本の大きな違いを感じながらプーさんに泊まると返事をした。
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(陶器棚の飾りの品々。) ※陶器の種類の違いで幾つもの部屋に有る棚。一例。

泊まった翌日、プーさんから栄子に電話が入りGUさんが昨日の夜は本当に楽しかった
ので、プーさんにはお礼を言いますと云う電話が入ったと言う。
プーさんが『お母さんも、お父さんも楽しかったでしょ・・行って良かったでしょ・・
GUさんが、次は2ー3泊してくれるともっと楽しいと言って置いて欲しい・・・』と、
言ってプーさんの電話が切れた。
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(GU邸の庭の花々。)
             今日は、この辺で。
by n-jijinao | 2009-06-24 15:32