定年後のライフスタイル


by dbeiko
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

じいじとばあばのチェンマイ暮らし・・・・・6月17日(水)

◎この頃の天気と出来事と・・・・・・

17日(水)、全くの日本の梅雨と何ら変わらない、今日この頃だ。
昨日の午後4時頃だったか、それまでも朝から雲が空全体にかかり蒸し暑かったが、
この時間になり突然ドイの山に今までの白い雲の上に黒色の雲が覆い被さり雷がなり
稲妻も走り、それと同時に強い雨がドッーと降ってきた。

その雨も時間と共に少しづつ小降りになり何時かは止むと思っていたら、その雨も
そのまま夜中も降り朝方まで降り続た。
今日は早朝ゴルフで、目覚まし時計も忘れる事もなく時間の4時30分には鳴った。
ベット上でも、窓の外の雨音が聞こえる程に雨は降っている様だ。
ゴルフに行こうか止めようかどうしょうかと、頭の中が行きたい気持ちと雨の中でビショ
ビショに体も足も濡れてしまうまで、やりたくない気持ちが交差する。

一番困るのは指定キャデイーが予約してあり、時間が来ればキャデイーもゴルフ場に
出かける事になる。
キャデイーの予約がないならゴルフ場に行かなければ、それで済んでしまうのが・・・
約6年、チェンマイに来てゴルフをやっているが、こんな状況になった事は初めてだ。

時間も段々と過ぎるが、雨足も雲の様子も相変わらずで5時15分にキャディーに思い
切って電話、今日のキャンセルを連絡する。 
何だか、電話を入れたらホッとした気持ちになり、どうしてかが判らないがなんだろうか。
じいじとばあばのチェンマイ暮らし・・・・・6月17日(水)_c0127933_1221367.jpg

(17日 早朝のドイを覆う雲。 AM6:45)

◎何歳になっても誕生日は良い、突然の誕生祝い(栄子の誕生日。)・・・・・

朝早くセキサン(タイ人、プーさんの旦那さん。)から電話が入った。
日頃、余り栄子の携帯電話には電話が入らないのに、早朝大きなメロデー音が鳴る。
栄子は、ひとり言を言いながら『プーは、又、こんなに早く電話して来て何が有ったんだ
ろうか・・。』と、言いながら携帯に出たらセキサンからの電話だった

『お母さん(栄子さん。)、誕生日おめでとう・・元気に何時までも頑張ってね。僕は今日
仕事で其方に行けないが、仕事がない日に誕生日の食事会をするからね。その日まで
少し待ってて・・・・』と、誕生祝いの電話だった。
その電話の返事を栄子が『栄子は、もう少しも嬉しくない・・・歳を取りたくないので
この歳の誕生日は、もう祝ってくれなくても良いよ・・・。』と、言う。
折角、朝早くから誕生日の祝い電話をしてくれたのに、可愛くない年寄りの返事だ。

それにセキサンの返事が『お母さん、誕生日は年に一度だけしか来ないし、これから65歳、
70歳、90歳と誕生日が年に一度やって来る事は元気だから迎えられるので、こんな良い
誕生日祝いはない・・・だから皆で祝うの・・・そんな事は言わないで・・』と、言ってお祝い
電話が切れた。
歳を取ると『子に教えられ・・』と云うが、その通りセキサンに年寄りが教えられた。

夕方には、プーさんからもお祝い電話が栄子に有った。
『今、仕事で忙しいから今日は其方に行けないの・・・ちゃーんと栄子の誕生日は覚えて
いるからね・・』と、お祝いメッセージの電話があった。
栄子が、プーさんに言ったその返事が『プー、当たり前よ・・・私の誕生祝いより仕事が
第一よ・・・プーさんとセキサンに仕事が有れば、それが栄子への最高の誕生祝いで
仕事で忙しいと聞くだけで、一番の誕生日が迎えられたよ・・・・』と、言って栄子が
電話を切った。

本当に観光事業の仕事が、昨年の事件(空港占拠事件。)以来減ってしまって観光都市
チェンマイのホテルの稼働率が20%以下では、とても零細企業のセキサン夫婦にまでは
仕事など廻ってこない。
先日のソンクラーン(タイ正月、水掛祭り)で覚えた路上の鶏焼きと卵焼き売りを
従業員(2名。)達は、学校の前で早朝から学校が終わるまで売っている。
観光の仕事が廻って来るまで、皆で頑張って食べて行くと言う。

こんな身内の仕事ぶり(セキサンの事業。)を見ていると、昨年の事件がタイ国民にどれだけ
悪影響を及ぼしたか腹が立つ。 
国民を導ていく両派の国の指導者達は、何を考えいるのか・・・今になっても誰もが責任すら
はっきりさせず曖昧でいるが、タイ国民だけでなくマイペンライでは済まされない・・・
まだ、それでもセキサン夫婦は、何とかやっていけるので良いかも知れないが・・
今のタイの国内事情では、金融危機の解消等世界経済の活性化が待ち遠しい・・

それから数日して、プーさんが私の携帯電話に電話をしてきた。
『お父さん(じいじの事。)、今どこに居るの・・プーは今、部屋の前に居るの・・栄子に気が
付かれないない様に静かに廊下に出てきて・・』と、言う。 
ドァーを開け出ていったら私の時と同様に、ケーキを用意してローソクに火を付けろ言う。
栄子の部屋のドァーを意気なり開け、ケーキを持ち込んで『ハビバスデイー・・』を歌う。
プーさんは私達の行事のある時には、この様な何か演出を考えて楽しませてくれる。

『お母さん(栄子。)、今、プーはお金がないの・・プレゼント、これしか出来ないので
ご免ね・・。』と言って、豚の小さな縫いぐるみと水色の靴のイヤリングを渡した。
『お母さんは、豚が大好きでしょ・・気に入った。可愛いでしょ・・イヤリングもプーは
色々考えてお母さんが面白いと言ってくれると思い買ったの・・。』と、何時もの間伐
入れない早口で栄子に喋る。
栄子が、プーさんに言う『プー、有り難う。お金がないのに・・何故、こんな事するの。
先日も言った様に仕事の有る事のプレゼントで充分だったのに・・でも、嬉しい・・
可愛いね・・栄子は、豚が大好きなの・・。』と言って、早速、靴のイヤリングも付けた。
じいじとばあばのチェンマイ暮らし・・・・・6月17日(水)_c0127933_1234952.jpg

(栄子の誕生祝いのケーキ、豚の縫いぐるみ、靴のイヤリング。)

プーさんは、予告もなく突然やって来てドァーの前の電話だ。午後3時頃の出来事だ。
プーさんが言うには、今お客さん達(観光客。)が、タイマッサージを2時間受けている
ので、その間に栄子にお祝いを持って来たと云う。
プーさんは『今度、時間が出来たら誕生会の食事会をしょうね・・又電話するね・・
さぁー仕事、仕事・・・・。』と、言って急いでお客の居る所へ帰って行った。
じいじとばあばのチェンマイ暮らし・・・・・6月17日(水)_c0127933_12114713.jpg

(お友達のTさんから届いた誕生祝いのバラの生花。)

          今日は、この辺で。
by n-jijinao | 2009-06-17 12:05