定年後のライフスタイル


by dbeiko
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じいじとばあばのチェンマイ暮らし・・・・・5月2日(土)

◎この頃と天気・・・

26日(日)朝方3時頃だったか何気なく目が覚めた。その時に網戸越しに部屋の中に
突風と思う様な強い風が吹き付け慌て窓ガラスを閉め掛けたが、その途中に大粒の
雨がもう大きな雨音を立てて窓ガラスを叩き付けている。 この降り方は雨期の時の降りだ。
その時に降り始めた雨は、翌日日曜日の夕方まで一日降り続いた。
短期予報では、月曜日が一日中雨になっていたが一足早く雨になった様だ。

もう、この三ヶ日間位、晴れる事もなく曇った様な、少し晴れ間が有る日が続く。

28日(火)の夕方7時頃、西のドイの山々が赤く燃えた色に変わり窓ガラスに映る。
ドイの山頂付近にドイステープが有るが、その寺の後が赤く燃えた夕焼けだ。これは凄い・・
赤く染まった時間は僅かで、カメラを急いで取りに行き撮したが枚数も少なく燃える様な
赤色は瞬く間に真っ黒な闇になり消えていってしまった。
じいじとばあばのチェンマイ暮らし・・・・・5月2日(土)_c0127933_13393110.jpg

(ドイの山々が燃える様な夕焼け・・写真左側、山頂付近にドイステープが有る。PM7;00)

◎タイならではの、怪事件???・・・・(消えたポシェット。)

夕方6時頃、あるホテルに泊まっているIさんから携帯電話に電話が入った。
大変な事が起きたので、そちらに行き相談がしたいので今から伺いたいと云う。
それから、10分と掛からないうちに急いでIさんが部屋にやって来た。

その用件は、ポシェットをトック、トック(三輪タクシー。)に降車する時に忘れて
しまったが、ホテルのフロント係りに外線電話が入りホテルの人がそのポシェットの
件で色々と英語で書かれたメモを自分に渡してくれたと言う。

昼食時にビールを飲み、食事が終わり一人でトック、トックを拾い午前中のゴルフの
疲れも有りトック、トックに乗り揺られている間に眠くなり車上で寝てしまったと云う。
降車時には、ポシェットの事は何一つ気が付かず車代金をポケットから支払いホテルへ
入り再び部屋で寝て起きた時に始めてポシェットの無い事に気が付いたと云う。

その後、フロントにでもポシェットが届いていないかと聞きに行ったらフロント係りから
メモ紙が渡されたと云う。
メモ紙の内容は、女の人から電話が有りトック、トックの登録NOが書かれていて
ポリスの電話が何故か2本も書かれているものだ。

そのメモ内容から推測してIさんと自分の会話の中で、警察にポシェットを届けて折り
警察に電話をして欲しいと勝手に二人で勘ぐり、自分達ではタイ語が充分に話せない
ので電話も出来ず、これはセキサン(タイ人の友人。)に連絡してセキサンから警察に
直接電話を入れてもらうのが一番良いと、早速、その電話番号を連絡して電話を掛けて
もらったが、その電話番号は現在未使用で昔の警察の電話番号で有った事が判明。

それではとセキサンがツーリストポリスに、この件を連絡をしてくれて直ぐに警察に出向き
警察がメモ用紙に書かれていたものから、色々と調べトック、トックの登録NOから持ち主の
住所が判り警察のパトカーに乗せられ4ー50分走りその村の村長宅に警察と共に同行。
トック、トックの持ち主の住所がはっきり判っているのに、どうしてパトカーが村長宅に最初に
行くのか村に事件が有った時には、タイにはそんなルールが有るのかも知れない。

タイは、タイ人でも良くわからない所(人種(族種)、宗教、麻薬等拳銃所持も有る。)が有り
直接現場に行くと新たな事件が引き置きる起きる事も有り、事前にどんな人物か身元確認
の為に村長宅で一応の個人調査を警察がするのが正しい方法かも知れない。
セキサンも警察が最初に運転手の家に入る時には、何か起こるかもしれず怖かったと
言っている。 そんな物騒な事が、日常に有ると云う意味ある言葉だ。

運転手の自宅に行ったら奥さんしか家には居らず、当の運転手は友達とお酒を飲みに
出かけていないと言う。
パトカーで警察が来て、色々と調べ始めたら奥さんが部屋の奥え入って行き、日本円の
数万円入った封筒と別にポシェットも出てきた。何故、それが別々に出てきたかは判ら
ない。  出てきたポシェットの中から、セフテイーボックスの鍵と国際免許証がない。

当の運転手は、誰が呼びに行ったのか判らないが可成り酔った状態で戻った来た。
運転手曰く、セフテイーボックスの鍵と国際免許証は、昼間の内に郵便ポストに封筒に
入れて投函したと云う。 運転手は封筒に住所等、何を書いたのかそれすら何も判らない。

ポシェットの中にタイバーツが数千バーツ入っていたが、それが無くなって折り運転手が
言うには、そのバーツを使い今までの自分の借金を全部返して友達と一緒に酒を飲んだ
支払いに使い、バーツは無くなったと自分が全部使った事を運転手は全て認めている。
運転手は、只々奥さんや、村長、警察に、勿論、日本人にも手を合わせて謝るばかり・・・

Iさんも、本人の一番大切な携帯電話が出てきて、それだけで充分だと思ったものが
それ以外のものまでがタイで良く出て来たと、協力して頂いた方々に感謝の気持ちで
一杯だった。
警察に謝礼・・奥さんにも謝礼・・運転手に使われたお金は全額放免・・・
タイ人と日本人の考え方、一般のタイ人達から警察、日本では考えられないほど常識が
違う為に、何が本当かを考えさせられる事ばかりの処理だ。 郷に入れば郷に従え・・・

☆こんな諸処の奇怪事が有るだろうか・・・
●ポシェットは肩からバンドを掛けて持っていたものが、下車する時に何故ポシェット
だけ忘れる事になるだろうか。
肩からの釣りバンドが外れても、腰の所にバンドは止まる。バンドが頭を越えて外れる
事が有るだろうか・・・
トック、トックに乗ってから、すっかり寝入った本人が悪いが、その釣りバンドを肩から
外せるのは運転手以外に見当たらないが・・・・・

●何故、セフテイーボックスの鍵と国際免許証だけを封筒に住所を書いて郵便ポストに
入れたのだろうか・・・・・
ポシェットとお金が、何故自宅に有るのか・・・・・運転手は、郵便ポストに封筒を入れた、
入れたと言い張るだけで、その後の警察の進展は何もない。

●トック、トックの奥さんが、何故ポシェットとお金を別々に出してきたかのか・・・
奥さんは、旦那が置き忘れたポシェットを持ち帰ってきた事を充分に知っている・・
奥さんは、電話をした事はないと否定したが、その疑惑(旦那に不安?。)は充分に有る。

●一番の奇怪事はどんな女性が、何故そんな情報をホテルに電話をしてきたのか・・・・
その女性が、誰なのが全く判らない事だ。
情報がトック、トックの登録番号と、何故古い警察の電話番号だったのか・・・・
その情報が無ければ被害届けを、Iさんは警察に出し事件解決には全く繋がらなかった。
その情報流しが、流した人にどんな意味をなしていたのだろうか、全く判らない???

※まだまだ色々と思う事は有るが、警察も運転手がポシェット取ったのか、本人が本当に
車に忘れたのか・・・・
そんな疑惑が色々持ち出されても、警察官は調べる事もなく逆に多額の謝礼をもらい
固辞する事すらなく、誰も犯人を作らず(タイのマイペンライ精神??)全てが、パッピー
で終わりマイペンライ、マイペンライだ・・・これがタイなんだ!!!

Iさんの、一番大切な携帯電話が無くなったと諦めていた時に出て来て本人は満足。
自分が想定していた被害が余りにも最小限で、色々と協力をしてくれた人達に感謝の
気持ちが大きく、全てを許せてこの怪奇な事件は解決???していった。
今日は、この辺で。
by n-jijinao | 2009-05-02 13:24