定年後のライフスタイル


by dbeiko
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

じいじ便り・・・。7月31日(木)(ワン プルハー)

◎この頃と天気・・・。
30日(水)、目が覚めたベットで今日は、蒸し暑さを感ずる。 外はまだ薄暗い。
何時もの様に窓を開けに入る。遠くに北の山々が見え東の山並みも霞なしに良く見える
雲は、空高く一面に敷き詰めた様に広がっているが、遠くまで見通す事が出来る。
雲間から2ー3ヶ所、わずかな隙間から明るく差す日も見えて、この雲がなければ、もう
随分と明るくなっているだろう。
こんな日は、ドイ、ステープも見え過ぎる位に見えて真っ黒な山肌に明るくライトアップ
されて、其処だけがやけに光っている。
午前中位は雨も降らないと思うが、昨日は一滴の雨も降らなかった。

◎長ズボン、Tシャツの修理(チェンマイの独身生活。)・・・。

栄子が日本に帰ってから、もう、どれ位経ったのか、いや、自分も一緒に日本に帰った
のだ。
今日の朝、フッーとそんな事を思いイヨイヨ老人ボケが始まったのか・・・。

チェンマイは、余りにも一年を通じて季節感の変化がなさ過ぎる。
もの凄く暑い時期か、その暑さが少し柔らいた時には雨を連れてくる。
その雨も降ったり降らなかったりで季節感のハッキリした区切りもなく、対々日日の
経つ事も忘れてしまう。

チェンマイにロングステイーをして毎日が同じ様な日々で、それも遊びばかりの繰返しが
続くと、曜日や日日も今日は何時だったかも対忘れてしまう。 
チェンマイでは、そんなノンビリした暮らしが続く。

栄子がチェンマイを経ってから、もう一ヶ月半以上が過ぎた。
毎日、少し主婦を兼ねた生活がチェンマイで続き、勿論、たまには掃除もするが洗濯もする。
少し調子の悪い洗濯機を使いゴルフが終わってから部屋に帰ると、汗くさいポロシャツやら
短パン、毎日着ているTシャッを直ぐに洗濯機に放り込みスイッチを入れる。

栄子の指示通り一回目は水洗いをして、二回目に洗剤を入れて廻す。3回目に又水洗いを
して洗濯が終わる。
貴方の物は、確っかり洗わないと臭いが取れないからね・・と、おまけが付いてくる。
随分と洗濯には時間が掛かるが、優等生はその言葉通りの洗濯をして干しあげている。

干し上がった物を3つに分ける。1つは短パン、長ズボン。2つ目はTシャツと襟付きの
シャツ。3つ目は下着、靴下ばかりを集めて、一つ目二つ目は掃除の叔母さんのアイロン
掛けに廻す。

3つ目は、栄子の指示が入る。
一つ一つ良く見て破れているか必ず確かめてからたたみ整理タンスに入れる時には、
絶対に忘れてはいけない事は、たたんでからね・・と、繰り返す。
私(栄子。)もお婆ちゃん(母親。)に、厳しく良く言われたからね・・・と、くる。
お婆ちゃんの躾は、末代まで永遠に続く事だろう。

洗濯物をたたみながら良く見ると、長ズボンのヒザの所が横に破れかかっていて、これは
もうはけない。 
タイは気候からくるものか、綿の物は何故か布地が弱くなる気がする。
ヒザの所でカットして短パンに修正すれば、又、この世の為になる。

Tシャッもかがりの糸が解れている。このTシャッは、ナイトバザールで買ったもので
中国製で、只、縫製が粗悪で首口と下の裾のかがり糸が解れて、布が下に垂れている。

ミマンヘミン通りのソイ7を30M位入った所に縫製屋が有る。
コンクリート壁が有り其処に最近店の前に看板を立てたが、タイ語の看板では日本人には
判らない。 壁の中の奥ばった所に、ミシンが数台並んでいるので入り口が開いていれば
そこからでも直ぐに判る。
じいじ便り・・・。7月31日(木)(ワン プルハー)_c0127933_1654358.jpg

(ミマンヘミン通りのソイを入った縫製屋。)

もう、5年も前から、修理品が出ると其処へ持っていき修理をしてもらっていたが、この頃は、
値段も随分と上がった。
5年前は日本人の客は殆ど出入りがなく、この頃は日本人の女性客が多く出入りする。

栄子もそうだがワロロット市場で自分の好みの生地を買って来て、この縫製屋にデザイン
指定して作る。
チェンマイでの服作りは、縫製費が安いの此処で作る人も随分と増えたが、日本人も賢く
この頃は縫製の上手さと値段で縫製屋を選ぶ様になってきている。
日本人の女性間の情報は早く伝わり、その情報で右左と動くので店側も対応に注意がいる。
最近の栄子は、情報を得て此処ではなくターぺー門の近くに有る縫製屋に出す。

5年前には、これ位の修理で有ればお金を取ったり取らなかったりでお金を取らなかったり
した時には、あとで果物を買って持っていくと云う、何か心の通いが有った気がする。
その時に相手に暇有れば、タイ語と日本語のにわか勉強会も始まったが、今はそれもない。

この縫製屋は山岳民族の出で、店の中には店主の若い頃の大判写真が所狭しと貼てある。
若い頃は、色白のなかなかの肉感的な美人だった。美人コンテストでも出たのかな・・・。
今も少しはその面影も有るが、その差が大き過ぎるのでので写真を幾らかは外して欲しい
ものだがマイペンライ、マイペンライ・・・・。
修理費2枚で100Bと言われた時には、やっぱりチェンマイも可成りのペースで物価か
上がっている事を実感した。
じいじ便り・・・。7月31日(木)(ワン プルハー)_c0127933_1691356.jpg

(長ズボンを短パンに、Tシャッのかがり縫い。修理2枚。)

◎この頃のタイニュース・・・。

首長カレン族の失そう相次ぐ 観光地で見せ物に?
2008/7/14 (10:07)| 主要ニュース 写真ニュース 社会

【タイ】タイ北部メーホンソン県の警察に10日、首長カレン族(パドン族)の36歳と31歳の
女性が行方不明になったとそれぞれの家族から届け出があった。2人はともに3日から
行方がわからなくなっているという。同県では最近、パドン族の子供や女性が失踪(そう)
する事件が相次いでおり、これまでに11人が行方不明になっている。

 タイ警察は、韓国人が関与しているグループが、タイ東部のリゾート、パタヤなどの
観光地で見せ物にするためだまして連れ去った可能性があるとの情報を入手、移動の
経由地となるチェンマイの検問を強化するとともに、パタヤでも捜査を進めている。

随分と前にメーホンソンに一泊旅行をした時に首長カレン族(パドン族)の部落を訪れた
事を思い出した。
その部落が、この事件と関係が有るかどうかは判らない。その部落もやっぱり観光の一部に
なって折り、その部落には首長族と耳長族が部落の中に上と下に集団を作り共存したもの
だった。

村の入り口で入場料を支払い、その値段が幾らだったかも、もう忘れてしまった。
部落に行くのに山道を歩いて登り其処に両族の部落が有った。
その部落には多軒数が住み、敷地作りに石垣を段々畑の様にして平らを作り、其処に家を
長屋の様にして建て住んでいた。
此処に何故首長族と耳長族が一緒に居るかも判らない。

首長族は余りにも有名だが、耳長族は可愛そうだが付け足しの様になっていた。
耳タブに穴を開けて其処に大き過ぎる円形を通し、これも長年掛からないと出来ないが
それでも首長族の人気にはかなわず、こんな事件も起きる。
今日は、この辺で。
by n-jijinao | 2008-07-31 16:11